こんにちは
2017年も半分が過ぎました・・・
あと3ヶ月程で2017年が終わります早いです。
さてさて今日は、
ノミ・マダニのお話
ノミ・マダニといえば春・夏に予防しておけばいいんじゃないの?
そんなイメージの方も多いと思います。
↓↓こちらのグラフをご覧ください↓↓
9月~10月にご注目
上のグラフを見てみると
マダニの発生のピークは9月なんです
ノミも涼しくなってくる10月でも
8月と同じぐらいの発生数なのです
涼しくなってきたからといって油断は禁物です
ちなみに、最近エアコンなどでお部屋の温度が
一年中保たれているためノミ・マダニにとっては真冬でも
過ごしやすい環境になってしまっています。
【発生場所】
公園や河川敷、山道など、
草むらがあるところならどこにでも潜んでいます。
ここで注意
『うちのわんちゃん・ねこちゃんは外に出ないから大丈夫』
と思っている皆さん・・・
気を付けてください!!!
マダニは人にも寄生します。
気づかないうちに飼い主さんの肌や、服にマダニ・ノミがくっついていて
そのまま帰宅しわんちゃん、ねこちゃんにも寄生・・・
なんてこともありえるのです
外に出ないわんちゃん、ねこちゃんにとってもノミ・マダニの予防
は大切なのです
【ノミ・マダニがついたらどうなる】
ノミの場合
・アレルギー性皮膚炎・・・体が痒くなる
・ノミを潰したりすることにより体内に残骸が入り感染し、下痢などの症状が起きる。
人への影響は
・ノミに刺されることによる皮膚炎
・猫ひっかき病・・・ノミに寄生された猫に噛まれたり、ひっかかれたりすると
リンパ節が腫れて発熱や頭痛を起こすことがあります。
マダニの場合
・吸血による貧血・皮膚炎
・媒介する病気により命を脅かす場合もあります。
人への影響は
・SFTS(重症熱性血小板減少症候群)、日本紅斑熱
・・・マダニが媒介する感染症で死に至る病気です。
【もし発見したらどうすればいいの?】
ノミ・・・発見しても絶対につぶさないでください
メスのノミをつぶしてしまうとタマゴを飛び散らせてしまうことになります。
マダニ・・・無理にとろうとしないで動物病院へ
ダニをむりやり引っ張ってとろうとしてまうと
くっついていたところが化膿したり、病原体がうつってしまうことがあります。
【予防方法】
ノミ・マダニの予防薬を定期的にしていただくことです。
フィラリアの予防は4月~12月
ノミ・マダニの予防は1年中
続けていただくのがおすすめです。
全て効果は1ヵ月間なので1ヵ月に一回の投薬が必要です。
スポットタイプのフロントライン
食べるタイプのネクスガード(お肉味)※猫さん用はありません
フィラリア予防とノミ・ダニ予防が一緒にできるタイプ
犬用:ネクスガードスペクトラ(お肉タイプ)
猫用:ブロードライン(スポットタイプ)
他にも3ヶ月間効果の持続するお肉タイプの予防薬もあります。
詳しくはスタッフまでお声かけください
『わんちゃん、ねこちゃんにノミ・マダニが・・・・・』
↓
予防薬
↓
『これで安心』
・・・・・・・・ではないのです
ノミは ぴょ~んとジャンプし
いろいろな場所に飛んでいきます。
ノミのジャンプ力は身長の150倍!!!
人間なら30階建てのビルを飛び越えられるジャンプ力です!!!
マダニはお家の中で自分たちが生きやすい場所を知っています。
例えば、布団の中、カーペットの裏側、座布団・・・・
ということは、すでにお家の中のいろいろな場所にノミ・マダニ
は生息しているのです。
そうなればわんちゃん、ねこちゃんについたノミ・マダニを駆除したところで
お家の中にいてはまた同じことなってしまいます。
なのでお家の中のノミ・マダニも全て駆除しなければならないのです。
年末じゃないのに大掃除・・・なんてことにも・・・
ノミは1日数十個、平均して1週間で200個以上卵を産みます。
マダニは一度の出産で2000~3000個もの卵を産みます。
ノミやマダニの繁殖能力はすさまじいのです。
放っておくと信じられないほどの数になり、人間や動物害を与えます。
わんちゃん、ねこちゃんの命を危険にさらさないためにも
しっかりとした予防が大切です。